目から目に心を込めて

 岡崎理数学院(以下りすう)では1999年の開校以来、黒板を使って丁寧に目から目に教え込む板書授業を大切にしています。またコロナの緊急事態宣言発令以来、補助的にZoomを利用してこの授業にオンラインでも参加できるようにしています。 りすうの授業ではまず教師が新しい内容を一から詳しく目から目に教え込んでいきます。同じ勉強でも、元々出来上がっている動画やプリントを解くのと、目の前で自分たちのために展開される授業を受けるのでは、生徒達の食いつきに雲泥の差があるからです。ちょうどお母さんの手作りのお弁当とコンビニ弁当の様な違いです。


先取り授業が自信を生む

 またりすうでは、こうした板書授業を学校の授業に先駆けて行う先取り学習を基本にしています。強い学力を身に着けるためには、まずその学習内容に優位性を持っておくことが不可欠です。初めから劣勢にまわっていたのでは自信は芽生えません。近年学校ではグループ学習や生徒同士の学び合いなど生徒達が主体的に学習に取り組み伝え合う授業が増えています。

 りすうでは生徒達が学校で初めて学習する内容をまずりすうでしっかり教え込み、優位性を持たせて学校の授業に送り出しています。その結果生徒達は学校の授業を通してさらに理解を深め自信をつけていくことができています。

定期テストのプレテスト

 りすうでは中学校の定期テストの前に『集中テスト』というプレテストを実施しています。こらは国語も含めた5教科の予想テストです。通例、定期テストの2週間前に行っています。このテストを受けると生徒は今回の重要ポイントや、自分の弱点を把握できるので、定期テストに向けた具体的な学習計画が立てられます。2週間前に一通りの学習を済ませてこのような計画が立てられるのも先取り授業の利点の1つです。

英語と数学の補習システム

 りすうでは学校の先行授業をしていますので、生徒によっては授業に内容が十分に理解できていないのに、授業がさらに進む場合があります。
 特に英語、数学の積み重ねが大切な科目で遅れだすと挽回は大変です。そこでりすうでは小さな単元テストを英語、数学で実施しつまづいた生徒には個別指導で授業と並行してフォローし、授業についていけるようにサポートする仕組みになっています。

小学生の授業は5教科で

保護者の方の盲点はここです!
りすうでは小5、小6に国語・算数・英語・理科・社会の5教科を教えています。これらの内容は中学の5教科に直結しており、疎かにすることはできません。これらの基礎内容は小学生の時に「実感」として身につく様にしっかりと教え込んでいかなければ、後で取り返しの付かない事になります。
 例えばりすうでは小学5年生で「速さ・時間・距離」を教える時は、速さの表し方や使い方が実感できるように様々な角度から視点を変えて多くの問題を解かせて教え込みます。しかし小学校のテストは簡単でそこそこ勉強をしていれば高得点が取れるので、子供が充分理解できていなくても保護者の目には問題はないように映ってしまいます。しかし実はこの速さは中学では文字式や方程式の難問へと発展していく最重要内容なのです。小5の時に「かけ算をするのか、割り算をするのか」あやふやなままでここの学習で済ませ、いまいち実感が持てないままで終えてしまうと、中学数学の文字式や方程式の時に再々出題される速さの問題が、サッパリ分からなくなって、数学嫌いになってしまうのです。中学数学の苦手は実は小学校時代の学習の方法に問題があるのです。
 また2020年の教科書改定により英語の内容量が飛躍的に増加しており ( 中1の英語の教科書には小学校の単語として700語以上 の英単語が掲載されています。)、中学校側では、「小学校で履修済み」と 判断されてしまっているので、この時期の学習をおろそかにすれば、中学で行き詰まるのは明らかです。しかし小学校のテストはとても簡単なので( 線で結んだり、書いてある単語をなぞるだけでOKという内容 )、だいたいみんな100点なので、保護者の方のほとんどは特に問題意識を持たずに過ごしてしまっているようです。りすうでは、小学校で出てくる全ての単語やフレーズが言える、分かる、書けるように指導しています。
 このように、りすうでは中学生を教えている現場の目線で小学生の5教科の重要な内容を効率良く指導しています。

りすうの表彰システム

りすうは生徒を褒める機会が多い塾です。努力した→成果がでた→褒められた→うれしい→よし、また頑張ろう! こんな好循環が理想的です。中学生は定期テストを重視しており、頑張った生徒は必ず賞賛されるようになっています。生徒達はこうして褒められることの繰り返しにより、学習や努力することへの自信を深めていきます。
 小学生は学校で行われるテストを当面の目標としています。また、夏休み・冬休みの『漢字コンテスト』『計算コンテスト』という表彰状獲得を目標とする学習イベントもあります。

愛知全県模試(中学生)

小学ぜんけん模試(小学生)


 「受ける・近づく志望校」
愛知全県模試は県内最大級の模擬試験です。中学3年生においては例年県内2万人を超える生徒が受験しますので、データーの精度はかなり高いと思われます。
 受験後に実力と内申が加味された詳しいデーターがお手元に届くので、志望校選択にとても良い指針となります。
 りすうでは県内の多くのライバルと競い合う良い機会ととらえ、全学年で年に2回、8月と12月に受験しています。